いぶし銀・古美加工の銀のアクセサリーのお手入れ方法

いぶし銀・古美加工の銀のアクセサリーのお手入れ方法

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いぶし銀は、あらかじめ硫化反応で銀を黒く変色させたもので、英語ではFactory Tarnish Silver(工場であらかじめ変色させた銀製品)と呼ばれます。硫化化合物と銀製品と化学反応させることで、銀製品全体をまず黒く変色させます。
その後、バフや銀磨きクロス等で研磨すると、出っ張った部分だけが磨かれ、銀独特の光沢が出て光りますが、引っ込んだ部分は、黒いままの色が残ります。このいぶし銀の手法は、大昔から行われている技法で、銀細工の立体感や奥行きを出すために使われており、銀のアクセサリーだけでなく銀食器・銀の置物にも使用されています。
いぶし銀・古美加工の銀のアクセサリーのお手入れ方法

いぶし銀・古美仕上げ加工の銀のアクセサリー独特の黒変の風合いを損なわないためには、次の点に十分注意して手入れをしてください。

「アンクルビル・シルバークロス」や「アンクルビル・シルバークロス・ミニ」で磨く際には、出っ張った部分だけ軽く磨くようにして、決してくぼみの中まで磨きこまないこと。

手に「アンクルビル・シルバークロス」や「アンクルビル・シルバークロス・ミニ」を持って強く磨くと、必要以上にいぶしが取れることがあるので、クロスを机など平らな面に置き、アクセサリーを手に持って、アクセサリーの方を動かして磨くと、出っ張った部分しか磨けず、出っ張った部分だけがいぶしがとれて、光沢がある仕上げができます。この方法で、少しずつ仕上がりを見ながら、自分の好みに合わせた状態になるまで磨いてください。

液体シルバークリーナー「アンクルビル・シルバークリーンキット」、「アンクルビル・シルバークリーンミニ50ml」の場合、いぶし・古美加工の程度が軽くほどこされている場合には、液に浸けると、いぶし・古美加工が取れる場合がありますので、次の方法で必ず手入れをすること。

通常は、いぶし加工は、上記のように、装飾品の立体感を出すために、引っ込んだ部分を硫化反応を強くかけています。それに反し、古美加工のように、全体を黒ずませ古びた風合いを出している銀のアクセサリーもあります。

このように意図的に黒ずませた風合いを良しとする場合は、シルバークリーナーの液は使用しない方が賢明です。いぶし処理と違って、古美仕上げは、それほど厚く硫化銀の被膜が付いていないので、液体シルバークリーナーだと、簡単に取れてしまうからです。

もし、汚れが気になる場合には、「アンクルビル・シルバークロス」か「アンクルビル・シルバークロス・ミニ」で軽く磨きながら、自分の好みの風合いになるまで磨いてください。

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